一生自分の歯で噛むために(セラミックスのご紹介)
夏休みも診療しておりましたが、銀の詰め物が取れて来院される方が多くいらっしゃいました。
やはり保険の金属の詰め物は適合があまり良くありません。金属と歯の間に隙間ができ、そこから虫歯が再発し、気づかないうちに神経まで進んでしまうこともあります。
今後の長い人生を考えると、隙間ができにくく適合の良いセラミックスで治療することが大切だと改めて実感しました。安価な治療では歯がダメになりやすく、最終的に抜歯となり、入れ歯やブリッジ、インプラントへと移行していく可能性が高まります。
現在、日本歯科医師会は「8020運動」ではなく、「9020運動」を推奨しています。
90歳で20本の歯を維持できれば、入れ歯を使わずに食事を楽しむことができるのです。入れ歯は、もし入院したときにも大変なご苦労となります。
自分の歯を守ることは“自分への投資”です。長い目で見れば、やはり自分の歯で噛めることの素晴らしさを実感できます。お口は食べ物の入口であり、歯が悪いと消化器官や全身の健康にも影響を与えます。
また、歯周病は糖尿病と深い関係があるだけでなく、心臓病や血栓にも悪影響を及ぼします。
ご不安な点やご不明な点がございましたら、院長やスタッフにお気軽にご相談ください。
田 昌文 歯科医院
院長 田 昌文